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「うわっ!!?」
「ソレやるよ。アッチでも達者でな。」
俺は制服のブレザーを脱ぎ見事に勇士の手から抜け出すことに成功した
冬真はLevelが1上がった
体力 +2
知力 +1
持久力 +4
素早さ 0
心の強さ +6
優しさ -6
冬真は装備、ブレザーを失った
そして俺はそのまま勇士に手を振ると家に帰
「らせるかぁぁぁぁぁあ!!!!」
「ゴフゥ!!」
頭を襲ったスゴい衝撃に前のめりに倒れた
倒れると目の前に勇士のモノであろうカバンが転がっているのが見える
「人に向かってモノを投げてはいけませんって親にならわなかったか!コノヤロー!」
「我が家ではソレにカッコして"ただし時と場合による"ってなってるんだよ!」
起き上がって逃げようとしたがその前に足を掴まれる
「おい離せ!マジで俺が悪かったから離せ!勇士のカバンに入ってた『期間限定たっぷりveryベリーマッチカレーパン』勝手に食ったことも謝るから!」
「なッ?!あれ、やっぱり犯人は冬真だったのか!あの時鈴木が犯人だって言ったのダレだよ!」
「俺だ!」
「お、ま、え、かぁぁぁぁあ!!!!」
ズリズリズリズリ
しまった!逆効果だったか!
つか、腹が削れる!いや、削れてる!
「道連れだぁぁぁぁぁあ!!!!」
「ックソォォォォォォォォォオ!!!」
俺は引きずられて完全に魔方陣の円のなかに入ってしまった
その瞬間、魔方陣が更に光を放ち思わず目を閉じてしまう
ウソだろ
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