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そこまで思うとルカトは頭を抱えた
本当に、何故自分が喚ばれたのか、と
そこに、ルカトを呼ぶ声が入った
「よし!いっちょやるか!ルカト、色々いたずら考えたんだが今日はシンプルにいくぞ!」
「…シンプルに?」
バッツの言う事に色々つっこみたい衝動がうまれたがそこは我慢し、疑問に思った所を問い掛けた
それにジタンがよくぞ聞いてくれた、と言わんばかりににやつきながら人差し指をたて口を開いた
「スコールの顔に、落書きだ!」
「おっす!」
「……」
本当にシンプル、というかやる事が子供過ぎてルカトは軽く目眩を覚えた
いたずらとかそういうのは嫌いではないが、顔に落書き、はルカトでさえ思いも寄らなかったらしい
そんなルカトを気にせず、ジタンは懐からペンを取り出した
さすがに油性でないことにルカトは安堵の溜息を吐いた
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