出逢い

8/38
前へ
/95ページ
次へ
侍は立ち上がった。 「ここは一体どこだ」 周りを見渡して怖い顔をしている。 「大丈夫ですか?」 あたしはなんだかホッとした。 「それにしても…」 侍はあたしを上から下まで見ると、不思議そうな顔をする。 「お主はくの一か…?」 「え…?」 「格好が…」 侍はそういうとあたしのスカートを捲った。 「ん…」 ん…????? 「なんと…見事なふんどしだな」 パンツ…見られた。 「ちょっとぉっ!!」 バチんっ!! 「なっ!!」 あたしは無意識の内に侍をビンタしていた。 侍が咳き込む。 「これスカートなんですっ!それにあたしくの一じゃないしっ!」 恥ずかし過ぎるっ!今日はイチゴ柄パンツだもんっ! 「…目眩が」 侍は倒れた。 「わぁっ!ちょっとっ!」
/95ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加