FILE22 養育院依頼

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「まぁ…ありがとうね。」 優しい笑顔でお礼を言ってきた初老の女性に軽く一礼をする。 龍と部長にもお茶を出し、改めて一礼して部屋でも行くかと思ったら… 「貴女が……“炎雷の魔女”さん?」 女性の言葉に目が合う。 「えぇ…そうですが?」 「こんな綺麗なお嬢さんが魔女なんて思えないわ。」 「ありがとうございます。」 「騎士さんもいらっしゃるのかしら?」 女性の言葉に部長が倭月を呼び、私の横に来た倭月が一礼する。 「まぁまぁ、ハンサムね。私がもっと若かったら良かったのに。」 女性の言葉に照れる倭月に呆れる。 「ルルーフ部長さん」 「はい。」 「依頼内容は、このお二人にも聞いてほしいの。いいかしら?」 「わかりました。」 (この女…)
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