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養育院・天使院の訪問は翌日となった。
羽地崎は帰り、団欒スペースに各自座るPPP部員
「これが、先程の会話から作った今回の資料です。」
龍からノート型のタッチパネルを受け取る
「あれ？写真無いんすか？」
「あぁ、探したが名前と一致する写真が無いんだ。」
「どんな子っすかね？」
タッチパネルからのデータは簡単なものだ。
ミシロ・ホワリッツ
女
１３歳
８歳の時に繁華街で天使院の職員が泣いているのを見つけて引き取った。
ホワリッツは見つけた職員がつけた苗字。
親は不明。
「ルイト、どうかしたか？」
部長の言葉にタッチパネルから部長を見る。
「なぁ、なんか匂わない？」
「は？篠芹……」
「倭月、先言っとくが身体的感覚の嗅覚では無いからな。」
「あっ…そうなんだ。」
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