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天使院に入ると校庭があり、子供達に囲まれている羽地崎がいた。
近づこうとしたが、職員の男女2人に止められる。
「あの、軍警員の方が何故?まさか、刑事部ですか?」
「いえ…」
トンラが証(軍警手帳)を出すのと合わせ、龍とルイトも出して開く
ルイトと龍の紫色の石にVAPTが彫られ、トンラは透明の石で彫られている。
「PPP部の者です。」
トンラの言葉の後、羽地崎が近づいてきた。
「お待ちしていました。軍警員さん達」
一緒に来た子供達が龍、ルイト、トンラを見る
「ほら、皆さん…ご挨拶なさい。」
「こんにちは!」
子供達の挨拶に微笑むルイトに子供が直ぐ集まった。
トンラと龍には集まらないのは……
大人だからだろう。
「こらこら、すみませんね。篠芹さん」
「いえ…」
「あら?騎士さんは?」
「あいつは、急遽の要請でそちらの対応へ向かいました。」
「大丈夫なのですか?」
「あいつはPSですし、PPPの万引き犯を1人捕まえるだけですから。終わったら合流しますので……」
「そう。ごめんなさいね。忙しいのに。」
「大丈夫です。こちらは依頼があり大事ですから。」
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