FILE21 10日

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PPP部 団欒スペース 「悪かったって…」 「黙れ。変態。口を開くな。」 「!?」 制服に着替えた圭とルイト 「そもそも、酔うまで飲んで、無意識に部屋を間違えた?龍や部長がいなかったら、炭にしていたのに残念だ。」 「そんな怒らなくても…間違いは誰でもあるのにさ。」 「なんか言ったか?変態」 手を握って開き炎を見せながら睨むと、倭月は全力で首を横に振るう。 前に自分のマグカップが置かれた、中は珈琲。 持ってきてくれたのは苦笑を浮かべて座る龍 「まぁまぁ、本人も反省してますからね?」 龍の言葉に、倭月が全力で首を縦に振る。 本当に甘いな。龍兄は… 「ルイト、許してあげなさい?ワシも次からそんなに飲ませないから。」 部長の言葉に溜息が漏れる。 絨毯に正座する倭月を見る。 「馬鹿月。」 「はい!!」 「次は無いぞ?」 「はい!すみませんでした!」
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