白ヤギさん宅

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ある深い森に白ヤギさんと黒ヤギさんがいました 白ヤギさんは黒ヤギさんに恋をしていました。 白ヤギさんは思い切って黒ヤギさんにお手紙を書く事にしました。 でもなかなか書く事が決まりません。 悩みに悩んだ末、『好きです』と書く事にしました。 白ヤギさんはいそいそとポストに入れに行きました。 -黒ヤギさん宅- 郵便受けから手紙をとりビリビリとやぶり、 読まずにお口にポイ。 黒ヤギさんは『はっ!!』と思い白ヤギさんに手紙を書きました。 -白ヤギさん- 白ヤギさんは手紙の内容も知らず 返事が来たというだけでおおはしゃぎ。 ビリビリと手紙をあけ、内容を読みショックを受けてしまいました。 -内容- 『白ヤギさん、美味しい手紙ありがとう。 でも、食べちゃったから内容わからないわ。何?』 あんな一言だけの手紙なのに読んですらいない・・・。 白ヤギさんは『手紙じゃダメなんだ。』と思い 家を飛び出ていきました。 きっと自分の口から 気持ちを伝えようと思ったのでしょう。
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