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ある日のこと。
そう、それはいつも通りニコ動の組曲をBGMにBL小説を読んでいた時だった。
はい、異論があるやつ手を挙げろ。
どこに不満があるというのだ。
え?全体的にオタッキー?
しかもなんか腐用語がでてきた?
しょうがないじゃん。
俺オタクだもん。
ついでに言っちゃえば腐男子だもん。
…今度からはもんって使わないと心に決めた瞬間だった
まー、そーゆーどうでもいーことはほっといて!
1階から母さんの呼ぶ声が聞こえる
さっさと行かないと殺られるじぇ!
そんなことを思いながら「はーい」となんとも間の抜けたようなだらしない返事とともに階段を降りていく。
ガチャッとリビングに繋がる扉を開ければそこには満面の笑みで立つ魔王が。
俺はすぐさま扉を閉め、何故か成績だけはいい頭をフル回転させる。
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