437人が本棚に入れています
本棚に追加
副会長は扉の横にあった機械にカードをにスライドさせた。
するとガチャッっと鍵のあく音が聞こえたのを確認すると
「開けますよ」
と、こっちを一瞥してから扉を開けた。
…と、中からクッションが飛んできて副会長の顔にクリーンヒット←
えぇー…
何、この状況…
こんなの王道にはなかったから対処の仕方がわからない…
てか、まず理事長室行く前に生徒会室いくなんて展開からないんだけどね!
「あー…
…大丈夫ですか?」
とりあえず安否を確認←
「えぇ
…大丈夫ですよ?」
この際副会長の後ろに見えた黒いモノは見なかったことにしておこう、うんそうしよう。
「違うよ!俺そんなことしてないし!てか宏が先に手だしたんでしょ!?」
「はぁ!?頭おかしいんじゃない!?元をたどれば奏が俺の大事な本汚したのが悪いんじゃん!」
「だからやってないって言ってるじゃん!頭おかしいのは宏の方でしょ!?」
な に こ れ
確実に現状を把握出来てない俺がいる。
まあ、当たり前だけど、
てかこの目の前で壮絶なバトルを繰り広げてるこのお二方(多分双子←)はなに?
俺の予想じゃ会計かな←
てか他の役員が居ないんですけど…
「やめなさい、二人とも!
何があったんですか!?」
副会長も大変だなぁ…
.
最初のコメントを投稿しよう!