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「ありがとうございますっ
風紀委員室って書かれてたんで、
ここにくれば誰かいるかなぁとか思って入っただけなんですけど…
次からは気を付けますね」
俺もつられてにこにこ
うへへへへ←
「あ、あと、他にも立ち入り禁止とかあるから気を付けてね!」
うっわー
超いい人。
その笑顔がまぶしいぜ
「わかりました♪」
「まぁ通常は鍵かかってるし開けることさえ無理なんだけどね」
「ぇ、じゃあなんでここは開いてるんですか?」
「えへへ、実は今鍵が壊れててね…
今日中にはなおるみたいなんだけど…」
「なるほど」
「あッ!これ秘密だよ?じゃないと生徒が勝手に入っちゃうかもだし…
重要な書類とかあるからね」
「あ、はい、もちろんです!」
「それで、東藤くんはどこに行きたかったのかな?
理事長室?
それとも職員室?
それ以外かな?」
なんか幼稚園児になった気分だ…
「理事長室です…」
「よーし!じゃあ先輩が連れてってあげる!
着いてきてっ」
にこーっ
く…っ、まぶしい…
「てか、今更ですけど先輩だけですか?」
「うん、今はねー
あ!自己紹介まだだったね!
おれの名前は
壱岐 真琴[イキ マコト]
3年だよ!
よろしくね」
真琴…
名前も可愛いな、くそっ
俺の天使ちゃんッ
.
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