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「あ!そういうことなら俺が案内するよ!ね?」
「え、あ…。」
案内してくれるのは素直に嬉しいんだが…。
なんか表情が必死すぎて軽く引いてしまった。
「おいこら。てめぇまだ仕事残ってんじゃねぇのかよ。」
担任がそう声をかけると秘書さんは明らかに体をびくつかせて動揺した。
「な、なにいってるんですかー。僕ちゃんと仕事終わらせマシタヨー」
「棒読みだし、謎敬語だし、僕とかキモイ。」
キャー、辛辣ぅーww
「…息抜き!いこ、まさやん!」
そういうと秘書さんは俺の手をとり勢いよく理事長室をでた。
「え!?ちょ、まっ…!」
「おい!…チッ」
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