2、気が付けば…

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笑顔で受け取り、男の子の頭を撫でながら 「名前を聞いてもいいかな?」 男の子は頬を赤く染め、少し顔をそらしながら 『…クウ』 「クウ、よろしくね」 言いながら撫でると、コクコクと頷くクウ。 うん、ハルも可愛いけど、クウもすごく可愛い 銀に近い灰色の髪で、右の前髪だけ長いショートヘアにダークグレーの瞳で 可愛いと綺麗の中間、かな? ハルは可愛いが勝るけどな くきゅ~~ 「はうぅ…」 また聞こえてきた可愛らしいハルのお腹の音に 「あぁ、ごめんね?急ごうか」 恥ずかしがるハルをそっと抱き上げ、 「えっと、町にはどっちに行けはいいのかな?」 『…こちらだ。案内しよう』 『こっちだよー』 ネルとラルが飛びながら先導し、シスは後方から僕たちをフォローしてくれたおかげでそんなにかからずに町の入り口に着くことが出来た。
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