1、嘘だと言ってくれ

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「な…、身体がない…って…何故…!?」 「貴方の身体は、散歩の途中に大型のトラックと遭遇し、跳ねられ、トラックの下敷きに…」 「な…っ!?…でも、そんな記憶…」 「…本当は他の人間がそうなる筈でしたが、こちらの手違いで貴方に起きてしまった事実なのです」 「…貴方の…せいで?」 「…否定はしません」 悲しげな顔をして、肩を落とす神に、少し疑問を感じて 直感、というヤツかな? 「…貴方がやったんじゃないんだね?」 確信を持って聞く 「!?な…何故、そう思ったのですか?」 「直感でそう思ったから。…それに、貴方の気配は…前にも何度か感じた事があるよ」 「…さすが、私の愛し子だ。私は貴方が産まれる前からずっと…見守っていました」 「…僕にキスしたの、初めてじゃない、よね?」 「…はい。貴方に加護と守護を…と」
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