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「…これも追加しておきますね」
「え?っ…は」
またキスしてきた神に対処出来ず、抵抗虚しくされるがままになってしまう
「んっ…も、いい…でしょう…!?」
力一杯、神の胸を押し返し、離れる
「…もう少し続けたかったですが…しょうがないですね」
「貴方は変態なの!?男神のくせに男にキスなんて…!!」
「私は貴方を愛しています。貴方は神に愛されし者なのです」
「…男に愛してるとか言われても…嬉しくないんだが…」
「私は神で、見た目が男なだけで、性別は本来ありません」
「え?」
「性別で神を括っているのは、人間だけですよ?」
「そ、そうなの…か?」
「私達の姿も、人間の願望に合わせて変えたり出来ますし、一つではないんですよ」
「…ふ~ん」
「同じ名前の神でも、男神とされていたり、女神とされていたりしますし」
「…あ~、そういえばシヴァがそうだな。本来では男神、ゲームでは女神だったな」
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