1、嘘だと言ってくれ

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「…これも追加しておきますね」 「え?っ…は」 またキスしてきた神に対処出来ず、抵抗虚しくされるがままになってしまう 「んっ…も、いい…でしょう…!?」 力一杯、神の胸を押し返し、離れる 「…もう少し続けたかったですが…しょうがないですね」 「貴方は変態なの!?男神のくせに男にキスなんて…!!」 「私は貴方を愛しています。貴方は神に愛されし者なのです」 「…男に愛してるとか言われても…嬉しくないんだが…」 「私は神で、見た目が男なだけで、性別は本来ありません」 「え?」 「性別で神を括っているのは、人間だけですよ?」 「そ、そうなの…か?」 「私達の姿も、人間の願望に合わせて変えたり出来ますし、一つではないんですよ」 「…ふ~ん」 「同じ名前の神でも、男神とされていたり、女神とされていたりしますし」 「…あ~、そういえばシヴァがそうだな。本来では男神、ゲームでは女神だったな」
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