月からの刺客

1/13
前へ
/59ページ
次へ

月からの刺客

 スナックで、可愛い女の子と飲んでいるリク。相手は、金髪でかなりの美人だ。 「リノちゃん 俺さ…今、子供預かってんだ。 見た目中学生くらいのさ…」  すると、リノはそれに 「あは! じゃあ、あなたはパパなのね!」 「いや、実際には親子じゃないけどさ そいつの父親が現れたんだ。ずっと、行方不明だった。」  リノは真剣な顔になる 「じゃあ、それを教えてあげたの?」 「いや…まだ……」 「なんで!?」 「怖いんだ…独りになるのが…… だって、あいつ…いっつも元気でさ真面目でさ…」  それに、リノは笑う 「あらあら、じゃあ… あなた、立派な親バカね。 それに、育ての親でも、あなたもその子のパパに変わりはないでしょ? 今、その子はアナタを父親だとは思って無くても、本当はそれと同じかそれ以上の存在じゃないのかしら?リクパパ!」  「あ…そうかもな………。 でも、ネロの父親かは分からない状態なんだ…」  それでも、リノは笑う 「あなた仮面ライダーなんでしょ? だったら、もっとシッカリしなさいよ!」  
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加