エピソード1

2/10
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
「また変死体か…水死体のように、体中に水が入ったまま、林の中で発見、近くに水辺は無しっと。」 ベテラン風を漂わせた、哀愁あるおじさん刑事の後ろから若い新米刑事が声をかける。 「水辺もない林での水死体ですか…」 「来栖か…みてみろ!俺はな、40年間刑事やってきて、不思議な事件を山ほど見た。けど今回の事件はヤバい気がするぜ」 この哀愁おじさんこそ、刑事の中の刑事、島さんだ。未解決事件やオカルト的な事件など、難解事件を解決してきたベテランだ。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!