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ところが。
……
…………
あれ?
何事も無い……💧
恐る恐る目を開ける。
見慣れた、自分の足元が見えた。
ていうかなんか暗い…?
ふと、上を見上げると
崩れてきそうだった皿が、誰かの手によってせき止められている。
その手の主と、食器棚の間に挟まれるような格好になって
それで私の立っているところが、影になっていた。
『…これ、出すの?』
声のした方を仰ぎ見る。
そこには、少し呆れた様に
優しく微笑む彼が、いた。
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