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平坦な道を歩きたかった。
他人は
努力や才能で
そういう場所を「見つけて」いる。
本気で思っていた。
探しても探しても
いつも目の前は
デコボコ
ぐねぐねで
見えない石だらけで
たくさん
つまずき転んで
努力不足な自分を責めた。
でも本当は
私だけの
私しか歩けない
私の
未開の道。
私の手で石をどけ
私の足で土を踏みしめて初めて
歩いてゆける道となる。
もう
誰かが馴らしてくれた
すがすがしいレールにすがりついたりしない。
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