一章

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「「「いただきます!!」」」 皆は一斉にご飯を食べだした。 「はぁ~…。やっぱ空ちゃんのご飯が食べれなくなるのは痛いなぁ~。」 「俺、空ちゃんのご飯が食べられなくなったら死んじゃうよ~。」 「勝手に死んでください。」 空は真顔でそんな事をさらりと言ってのける。 「……最後まで酷いこと言うなぁ、空ちゃんは。」 空は酷いことを言いながらもこんな事を考えていた。 ……嘘です。私が帰ってくるまで絶対に死んではいけませんよ。 空は皆に気付かれないようにニコッと微笑んだ。
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