二章

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「着いた…。」 私は屯所の前にいる。 「着いたはいいけど… どうするの? どうやって入るの? 普通に入っていいのかな?」 頭の中で色々な事がぐるぐる回る。 「どうしよう…。」 空が悩んでいた時だった。 「そんな所に突っ立ってどうしたんだ?」 「体調でも悪いのか?」 「いや、どう考えても新隊員でしょ。」 えっと… 確か一番最初に話しかけてきたのが永倉新八(ナガクラシンパチ)、心配してくれたのが原田左之助(ハラダサノスケ)、突っ込んだのが藤堂平助(トウドウヘイスケ)だっけ? 確か三馬鹿で有名な…。 とりあえず、良い印象持たせとくか…。 「はい。これから宜しくお願いしますね。」 空はニコッと微笑んだ。 「「「……っ!!」」」 三人は一気に顔が真っ赤になった。 ? なんなの? 吉田らといい…。 風邪って今そんなに流行ってるの? ……鈍感。(by作者)
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