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「自己紹介が終わったことだし、そろそろ屯所内を案内するとしよう!! じゃあ君、案内してあげて。」
この壬生浪士組を仕切る近藤勇(コンドウイサミ)が近くにいた隊士に向かって言った。
「はい。分かりました。じゃあ俺について来てくれ。」
「「「はいっ!!」」」
新隊員は声を揃えて言った。
はぁ…。面倒くさいなぁ。でも行かなきゃいけないよね。
空は顔と態度には出さずにそう思っていた。
そして、空が外に出ようとしたとき…
「おい。お前はここに残れ。」
土方歳三(ヒジカタトシゾウ)に腕を捕まれた。
ヤバイ…。勘付かれた?
「はい。何でしょう?」
空は幹部が座っている正面に座った。
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