二章

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「「「いただきます!!!」」」 空は今広間で壬生浪士組の皆と夕飯を食べていた。 「平助!! このおかずはもらった!!」 「あっ!! 返せよパッつぁん!!」 「いやだね!! 油断してたお前が悪い!!」 永倉と藤堂がおかずの取り合いをしている。 (おかずの取り合いとかどんだけ子供なのよ…。) 空は半ば呆れていた。 そのとき、どこからか視線を感じた。 (ん…? なんか誰かに見られてる気が…。) 空が辺りをキョロキョロと見回すと、一人の男の人と目が合った。
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