一章
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「藤咲です。入っても宜しいでしょうか?」 「…どうぞ。」 「ありがとうございます。」 空は食事が終わり、毛利の部屋へ来ていた。 「実は君に大事な仕事が一つあるんだ。」 「なんでしょうか?」 空は毛利の真剣な目に背筋を伸ばした。 そして、一瞬申し訳なさそうな目をして、 「実は………」 ………………………………………
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