一章

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うっ…。 そんな顔したら断るに断れないじゃないですか!! 「…はぁ。分かりました。引き受けましょう。」 「本当かい?! 藤咲君!!」 毛利は顔をズイッっと近づけてきた。 「本当です。そして近いです。」 「あぁ、すまないな。」 毛利は空から離れて元の場所へ座った。 「毛利さん。潜りこむって言ってもどうするんですか? 女中じゃ情報が集まらないし、かといって隊士にもなれないし…。」 空が悩んでいた時、毛利は言った。
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