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「……」
私は、ニンジンと5分以上にらめっこをしていた。
1時間前…
私たちは、スーパーへ食料を買いに
行った。ちなみに、お金は月に1
度、学校から食料費としてもらえ
る。だけど、あんまりもらえないからあんまりいっぱい買えないので、安くていっぱい作れるカレーをつくる事にした。
「え~っと…
お米とニンジンとタマネギとジャガイモと牛肉とルー…」
カゴに入れながら呪文のようにつぶやく。
「あ、ところで、誰がつくるの?」
私が聞くと、疾風が
「心配しなくてもお前には頼まな
い」
と、答えた。すると、五十嵐棗斗…
じゃなくて、棗斗まで、
「お前料理できないのか?女子のくせ
に」
「なっ!私だって(たぶんちょっとは)進歩したもん!」
「「ほ~う(ニヤリ)」」
「じゃあつくってもらおうじゃんか…」
「うっ…
の、望むところ!!」
…というわけで、文頭に戻る。あんなミエをきったわりには…
ニンジン1本すら切れない(汗)
というか、切り方を知らない。
まぁ、テキトーでいっか!
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