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あのT社の件から、一年間が過ぎた。
友達は、ちゃんと滞りなく払っているようだ。
それを証拠に、俺の家に催促状は一回も来ていないのだから…
そんな中に、一通の着信が入ってきた。その着信というのは、友達からだ。
「ちょっと今、ジャスコに居るから来て」
という内容の電話だった。
俺は、すぐに返事をしてその友達の元へ向かった。
友達に会うと、少し世間話をし、要件を聞いた。
「俺の友達が、お金に困ってるから助けてやれんか?」
みたいな内容だったのを覚えている。
俺は、今までの行為から、その友達を信頼していたので、何も疑わずに、
「良いですよ。」
と言って、S社に向かった。
S社は、無人では無く、人が数名立っている。
俺は、T社同様の手続きを済まし、友達にカードを手渡し、
「絶対に遅れないで払ってくださいよ!」
と言い、そのまま他の友達も誘い、カラオケで朝まで遊んだ。
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