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更衣室を出ると沙耶が傘をさして待っていた。
「しげちゃん遅い!!」
「わりい。」
いきなり傘が飛んできてすんでの所で信繁は避けた。
「おーい!!信繁君待ってて上げたのにその言いぐさ酷くないですか?」
(これがなきゃそれなりに可愛らしいのに。)
「おーい!!無視かな?信繁君?せっかく君が部活終わるまで待ってて上げたのに。」
「すんません。」
「う~んまぁ謝り方が少し気にかかるけど…今日の所は許してあげよう。それじゃあ帰ろ♪」
二人は傘をさして帰るのであった。
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