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元気になった私は学校へ。
机の上に置かれた花瓶にイラッとしたり椅子に並べられた画ビョウだったり。
前の私なら帰ってたでしょう。
ホースで水をかけられてずぶ濡れで帰ったこともあります。
しかし。
『アホで幼稚な奴等だwwwww
お前が小学生ならイジメてきた奴は幼稚園・・・・いや、昆虫以下だ。
昆虫に噛まれて泣くほど弱くないだろ?
踏み潰してやれ』
退院の時に言われた栄養士さんの言葉を思いだし。
『ねぇ』
イジメ主犯の奴を捕まえ。
『ちょっとお話しよっか。
私、貴女と仲良くしたいんだぁ』
女子の罵声、男子の遠くから見つめる目。
そんなのが一瞬で消えた、卒業式の一ヶ月前。
ホウキで殴られても仲良くしたいと追いかける。
階段から突き落とされてもニコニコして抱きつく。
相手の頭の中で何かが擦りきれて千切れるまで。
ずっと。
結局その子ともう一人のイジメっ子は私学に行ってしまいお別れしてしまった。
ちょっと残念と思う私に、好きな人からの
『デブっさいく』
という言葉。
当時は笑ってたけど、本当メンタルヤバくて。
4年からちょっとずつしてた自傷(見えない肩や太ももを浅く切る)を、手首に変えて深く切るようになった。
卒業式が辛くて、休みたかった。
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