街案内

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今日は土曜日で今僕は新築の家の前である人を待っている。 ある人とはもちろんのこと西宮瑞穂さん。 一昨日に今日のことを約束した。 それでなぜ僕が西宮さんの家を知っているのかは話しておこう。 それは昨日の昼休みのことだった。 僕は辰樹と屋上で弁当を食べてから話していた時だった。 「お前西宮さんのことどう思う?」 「お前そんなこと考えてんのかよ。美紀が可哀想だ。それに僕はにしみ――」 「煉二くん!」 そこに噂をすればなんちゃら的なやつで西宮さんが現れた。 「ん?どうしたの?」 「ほ、放課後時間空けといてよね。」 そう言うと西宮さんは屋上を立ち去った。 「煉二~。お前はいつ西宮さんと仲良くなったんだよ?」
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