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僕は今やっと家から学校までの距離の半分までやって来た。
その時である
「れ~ん~じ~!」
後ろの方から僕を呼ぶ声が聞こえた。
「…」
敢えての無視。
「無視するなよ煉二。」
「…」
本日2発目の無視。
「無視するなって。」
「…」
本日3発目の無視。
「無視しないでください。お願いします。」
今隣にいるやつは少し涙声になってきたから僕はやっと口を開いた。
「あっ、いたんだ。おはよう辰樹。」
隣にいるやつの名前は高浜辰樹。
容姿もよくスポーツ万能であるが勉強がちょっと……
「おはよう煉二。……って呑気に挨拶しとる前に、ずっと前からおったわ!!」
こんなうるさいやつにはこんな返事をしたらいい。
「へ~。そうなんだ。」
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