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あの後美紀が辰樹の世話をしたのですぐに復活して今教室に向かっている。
時刻8時10分
あの場所に20分も無駄に立っていた。
辰樹が教室のドアを開くといろんな声が聞こえた。
僕は気付かれずに席についた。
席は縦に7個おかれた机が5列ある。
そのなかで僕の席は真ん中の列の前から4番目である。
その場所は教室のど真ん中の席であるのだ。
美紀と辰樹は一番前の席で美紀は窓側、辰樹は窓側から4列目である。
僕は教室を見渡す。
そこで気づいた共通点が1つあった。
全員あの二人とクラスが一緒でよかったと言っている。
まぁ当然だよな。
僕はここで頭を伏せた。
辰樹は美紀と喋っているから誰も喋りかけて来ないから。
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