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白い頬をはらはらと伝う涙に、 きらきらと光る長い睫毛に、 形の良い桃色の薄い唇に。 目を奪われずにはいられなかった。 壁にもたれて、時折濡れた頬を拭う手もとても綺麗だった。 名前はわからない。 ただきっちり結ばれたネクタイの色が、同じ学年であることを教えてくれた。 俺は初めて恋をした。
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