1:私という人間

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あたしが泣きやむまで、彼氏はずっと頭を撫でてくれてた。 そして 「もう辞めろよ。んで昼のバイトしな?足りないならその分俺が渡すから」 あたしはこの人の事、一生好きでいられるかも。 大切にされてるんだから、大切にしなくちゃ。 そう決意した時だったんだ。 そこから、夢特有の次へ飛ぶ感じ。 次は彼氏の家にいた時の事。 その日2連休だったあたしは、彼氏の家に泊まってた。 珍しく映画を見に行く事になって、映画館へ向かった。 人混みが嫌いな彼氏。 なのに向かうのは繁華街。 あたしは疑問に思いながら着いていく。 腕を絡めて、仲良く話しながら歩いて。 映画を見てる最中も手をつないで。 幸せな一時。
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