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プルルル…
ライ「…。」
ガチャッ
??「もしもしー♪蘭?」
ライ「あぁ。久しぶり、楓。」
カエデ「なぁに?また調べもの?」
ライ「まぁ。…で、何を奢ればいいの?」
カエデ「んー。奢らなくていいよ。」
はッ?楓が奢らなくていいって言った?
ライ「…どうしたの?」
カエデ「うわっ!酷くない?別におごってもらうだけが私の報酬じゃないんだからー!!」
ライ「はいはい。じゃあ、何すればいいの?」
カエデ「ふふッ。じゃあ…。」
ライ「……ッ!!!」
こいつ…
ライ「正気か?」
カエデ「勿論。」
ライ「はぁ…。分かったよ。で、調べてほしいのは竜堂双子のことだ。」
カエデ「んー♪了解!!」
ライ「情報がはいったら、教えてな。」
カエデ「はいよ!!じゃあ、日曜日楽しみにしてるね!」
…ブチッ
はぁ。だから頼みたくないんだよ。
楓のハッキングの腕は私をはるかにうわまわる。
私もハッキングは得意なんだけどね。
だから、私がハッキングできなかったときは、楓に頼んでいる。
そして、そのたびに報酬として、色々な物を奢っていた。
しかし…
ライ「…今回のはキツいな。」
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