縊死

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カラオケからその小山までは約10分。 その道のりをペダルを踏み込み、少し速いスピードで進んでいく。 坂を登ろうとするが、あまりに急で長く途中で諦めて降り、自転車を引きつつ頂上を目指す。 程なくして、頂上にある展望台についた。 雲ひとつない晴天のおかげで、町全体が見渡せる。 その光景を見て、私はこう言った。 「さて、じゃあ死ぬか。」
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