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「大丈夫よ、正義はわたしには逆らわないから、後で敵とってあげるわね?」
ウフフ……と堕天女は魔女の様な微笑を浮かべ……俺達を震え上がらせた……
あ〰、札の意味、解っちゃった~
うちの担任・日下部先生は小田切先生の 『パシリ』 なんだなって……
不在時の用事を日下部先生に押し付けてやがるのか、この堕天女!!
うわあ、最悪!!
「先生、外見と中身のギャップ、凄いね~」
つい言ってしまったが、先生は気にしないみたいだ。
「いっちゃんとたけちゃんはお友達だから、隠さない事にしたのよ♪」
だから、仲良くしましょうね、とぞわりとする甘ったるい声で囁かれて……俺達は震えた。
逆らうな、逆らったら命を獲られる!!
その後は、無言だった。
空気が重い……
昼休みを告げる鐘の音と共に教室に着いた俺達を、クラスメート達が不思議そうに見詰めていたが、無視だ。
嫌な事はサッサと片しておこう。
「郁里ちゃん、女史、はいサンドイッチ」
2人に俺がサンドイッチを渡すと、尊が慌ててカフェオレの入ったポットも渡した。
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