三匹目 レッサーパンダは 惑う!?

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もう、人間やめたい…… 「仲良いんだね、2人共」 低く笑いながら、神崎は言う。 添付されていたのは、売られた写メと一緒に撮られたはずの……売られてなきゃ良いなって位赤面物の……俺が尊にしっかりと抱き締められて、2人揃って何故か涙を浮かべて眠る姿の写メだった!! もう、言葉も出ない!! 怪しい集団を追い払った南が、携帯を仕舞いながら、つかつかと歩み寄って来る。 何を言われるのかとびくびくする俺達に、南はニヤリと嫌な笑みを向けた。 「俺が保健室に様子を見に行ったら、そんな格好してたぞ?」 「「だからって、写メらなくても」」 俺達の抗議は、あっさり無視された…… 無視所か、理不尽な要求をされた!! 「感謝しろよ? 腐女子に撮られないように、引き剥がしてやったんだからな?」 誰が、感謝するか!! 悪徳商人め!! 「「ゔ〰」」 唸る俺達に、四天王最後の1人の伊織まで寄って来た。 「ほら」 と、すっかり空になった入れ物を手渡す伊織。 「く〰っ、寄るな、しりとり四天王め!!」 悔し紛れに叫べば、皆が 「はっ?」 と首を傾げた。
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