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遠くて聞こえない…
[…ーバン]
「え…?ぃ…いやぁあああああああぁ!!」
先輩が血まみれになって倒れてる…その隣で泣き崩れてる自分…
そして崩壊寸前の私。
…
「また会おうね」
…え?
…
「うぅ…」
こ…こは…
「おぅ!お嬢ちゃん!やっと起きたのぅ!」
さっきのは…夢だった?
ていうか…
このおばさん誰?
「ちょっと待ってな!三郎呼んでくるかんな!」
三郎 この二文字が心臓に突き刺さる。
「…先輩…」
先輩は…私のせいで死んだんだ…私があの時先輩を呼ばなければあんなことには…
最後にきこえたあの声は何だろう…確か、先輩の声だ!
また会おうね…て…
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