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深江 三郎。
私が一生忘れることが絶対できない名前。
先輩とまったく同じ名前…これは運命だと信じても…いいかな?
「先輩?君と以前あったことないと思うが…」
「バカ」
「え?」
「先輩のバカ!!!なんで助けてくれなかったの?私が好きだったの知ってたでしょ?なんで…なんで…なんで死んちゃったのよぉ!!」
あの時のことが映画のように一幕一幕と蘇ってくる。
そうだよ、先輩は私を助けなかったわけじゃないんだ…先輩はあの日…
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