3.好きです。

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 風呂に入りなおし、夕飯を食ったりして、ぼーっとテレビを見ていた時だった。 時刻は午後8時を過ぎたころ。 赤園がふらふらと俺のもとにやってきた。 「まだだるいか?」 「そうでもない」 「ん、アクエリアス飲むか?」 「・・・うん」 赤園のためにわざわざ近所のスーパーで買ってきたアクエリアスを、赤園に渡す。 「だいぶ楽になったみたいだな」 「ありがとう、曜介さん」 「・・・ああ、一応薬飲んどくか?」 突然名前を呼ばれて驚いたものの、赤園のことだ。他意はないに決まっている。 「いや、たぶん大丈夫」 「そうか」 「ねぇ、曜介さん」 「なんで名前で呼」 「俺、曜介さんのこと、好きなんだけど」    
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