2.居候

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「あー・・・」 「あー・・・じゃねーよ。とりあえず、風呂貸してやるから、まず風呂はいれ」 「へんしゅうちょー」 「なんだ」 「一緒にはいろ」 「馬鹿かお前」 ぐっしょり濡れた赤園を引き離す。 「いいから、風呂はいって来い」 「むー・・・・」 ノロノロと洗面所に向う赤園。 この、なにやら構ってあげたくなるオーラがこいつがモテる一つの理由なのだろうか? 「脱げない・・・(´;д;`)」 体にべっとり張り付いた服が脱げないようで、悪戦苦闘している赤園。 「・・・・仕方ないな、ほら」 赤園を万歳させて、服を引き剥がす。 身ぐるみはいで、赤園を風呂場に蹴りだす。 体も洗わずに湯船に体を沈める赤園。 本当に沈んで行ったので慌てて救出する俺。 「おい、赤園!」 「う~・・・」 「仕方ねぇなっ、洗ってやるから、ほら!」 赤園を椅子に座らせて、シャワーを頭から浴びせる。
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