2.居候

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「へんじゅうじょぉぉぉぉぉぉ」 俺の視界になにやらかなり汚い大型犬が現れた。 その大型犬はびしょ濡れで、突然俺に抱きついた。 「ぐふっ」 突然の事に、足元がぐらつく。 「な、なんだどうs」 「俺ね、俺ね、おれね(´;д;`)」 「・・・どうした赤園」 「(´;д;`)」 赤園が俺の首にぎゅっと抱きついたまま話し始めた。 「あんね、俺ね、アパート追い出された(´;д;`)」 「・・・家賃か? きちんと出演料は払っただろう」 「携帯代払ったら飛んでった」 ・・・・まあ確かに飛ぶな。 「家賃払えなくて、追い出された(´;д;`)」 「・・・で、お前どうしてここがわかったんだ」 「へんしゅーちょーが前名刺くれたから。歩いてきた」 「お前よく地図が読めたな」 「ううん。綺麗なおねーさんに聞いてきた」 俺は言葉を失う。 「でね、でね、お金なかったから、歩いてここまできたんだよぉぉぉぉ(´;д;`)」 「はいはい」 「・・・えぐっ(´;д;`)」 「・・・・ん、赤園、お前なんか熱くないか?」
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