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自慢じゃないが、物心がついた頃にはすでに、近所で評判の美人さんだった。 八百屋に行けば大根、お肉屋に行けばコロッケと、商店街を歩けば抱えきれない程のおまけが貰えた。 そして、まわりの大人達がチヤホヤする中で、 ちょっとした首の傾げ方や顎の上げ下げの角度、満面の笑顔とはにかんだ笑顔の使い分けなど、 あたしの小悪魔っぷりは、どんどん磨かれていった。 当然、成長と共にさらに進化した小悪魔は、これまでにモテにモテまくってきた。 今では立派な悪魔だ笑。 見合いなど訳ない笑!
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