始まりの朝

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「美香、起きるの早いな」 キッチンへ向かう途中、突然後ろから声をかけられた。 声をかけてきたのは、美香より少し身長が高く、赤茶色の髪をした少年。 ある事情で同居している、幼なじみの少年。 「うん。なんか変な夢みちゃって」 「そっか。どんな夢だったんだ?」 「えっと…… わすれちゃった…」
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