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そのうちにラーメンと餃子が運ばれてきた。
「いただきます」
割り箸を割り、熱々の麺を啜る。
そんな私を瀬川さんが満足げな表情を浮かべながら見つめている。
出来立てってこんなにおいしいのね。
「…で、夕子さんはどっちなんです？」
ラーメンに夢中になっている私に瀬川さんが話を振ってきた。
「はっ？何がですか？」
私が不思議そうに首を傾げると、彼は眩しい位爽やかにニッコリ。
「夕子さんはＭですか？」
その質問に割り箸から麺が滑り落ちた。
何で話題を蒸し返すかなぁ…
「さっ、さぁ？分かりません。けどＳではないかも…って私何言ってるんだろ」
本当、何言ってるんだよ～
あせあせしている私を見て、瀬川さんは不敵な笑みを浮かべた。
「試してみていいですか？」
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