第一章

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(瀬那、ずっとぼ--っとしていて、) 光 「ねー、瀬那、聞いてる?」 瀬那 「(ハッと気づく)あ、ごめんごめん。で、なんだっけ。」 光 「だからっ、帰りにどっか寄らない?って。」 瀬那 「え?ああ、うん、そうだね」 光 「・・・今日の瀬那、どうしたのっ?さっきからぼーっとして、瀬那らしくないなぁっ!ほら、すまいるすまいる♪」 光はとびきりの笑顔を見せた。 瀬那 「光、ありがとう。」 (ニコッと笑う) 光 「なんのなんのっ♪でも、瀬那なんだか元気ないから、今日は大人しく家に帰ろっかっ」 家に帰ろうと思い立ち止まって方向を変えようと思った矢先 柳(後方から走ってきて) 「瀬那ちゃ----ん!!」 瀬那 「や、柳くん?どうしたの?」 瀬那 『柳くんは高校で知り合ったお友達。すごく優しくて、紳士なんだ。どこかの幼馴染みとは大違い!』
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