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『弥栄』を出て駅までの道のり、 なんとか慎先輩が一人になるのを伺う。 慎先輩の周りには男女問わず群がっているのが常だから。 それに、結花先輩は、きっと慎先輩が好き。 私と同じだもん。行動が。 もしかしたら付き合ってるのかな? と思うときもある。 それでも、はっきりしたことはわからないんだし、私は私で慎先輩をもっと知りたいし、近づきたい。 「北川とサクラお疲れさん」
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