1

5/6

50人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
「はる?慎先輩好きになっちゃった?」 「え?」 美波にすっかり心を読まれて上ずってしまう声。 「慎先輩、高校時代からみんな好きになるんだ。…私はぜんぜん良さがわからないんだけど」 笑いながら美波は続ける。 「はるが好きになったなら応援するし、まぁ、苦手な慎先輩にも近づくよ」 あぁ、そういうこと。 美波の同郷でも、美波が近づかなかったからしらなかったのか。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

50人が本棚に入れています
本棚に追加