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それは
翔が初めて来た日の
歓迎会
「翔どんどん飲め!」
「いや……近藤サン俺は飲まないって」
ニコニコしながら
酒を飲ませようとする近藤サン
「飲め」
「飲まない」
「飲め飲め飲め飲め飲め飲め飲め飲め飲め飲め飲め飲め飲め飲め飲め飲め飲め」
「わーかりました!!飲めばいいんですね」
――ゴクリっ―――
それは1番高くて
1番強い
ドンペリだった
みるみる赤く 熱くなる翔
「いい飲みっぷりだなぁ!翔もっと飲めよ」
「近藤サンいい加減にしてくれ翔はまだ17だぞ」
「歳なんて関係ないもん。なっ翔」
「そうれすよ~ひ、じ方よ」
ひっく
と、しゃっくりを
しながら笑う翔
「何?その区切り方――ってオィ!寝るなぁ!!」
「チェー翔ねちったぁ……うん!トシ寝かして来て」
文句が言いたい土方だったがそれを押さえて
「わかった。」
翔をおぶると翔が
暴れた
「いやだぁ!!寝たくない!」
細っこい手足をバタバタさせて抵抗する翔
「バ、バカ暴れる……??!!!」
確かに背中に当たる
胸の感触
コイツ
女………か?
―俺はあれから…
俺ァ―――――…
.
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